化学大手 各社増益 先行き懸念 2022年2月第3週

Published On: Sep 30, 2024
旭化成
> 石化製品含むマテリアル事業の営業利益 2・1倍
> アクリロニトリルとその原料プロピレンの価格差が前年同期の約5倍に広がり採算が改善。
> リチウムイオン電池のセパレーター好調
 
住友化学
> 石化製品が業績を押し上げ
> 半導体関連材料も伸び、4~12月期の純利益がともに同期間で最高。
> ナフサなどの原料高から10~12月売上高コア営業利益率は悪化
 
三井化学
> 石化製品が業績を押し上げ
> 半導体関連材料も伸び、4~12月期の純利益がともに同期間で最高。
> しかしながら、石化製品を含む基盤素材事業コア営業利益は前年対比で6割減に。
 
信越化学工業
> 純利益見通し上方修正
 
東ソー
> 純利益見通し上方修正
 
クラレ
> 2022年12月期の連結純利益は430億円と前期比15%増
> フィルムや接着剤の原料となるポバール樹脂産業用化学材料の販売が伸びました。
 
AGC
> 純利益は前期比3・8倍(1238億円)で過去最高
> 塩化ビニール樹脂などの市況好調が続き、アジア向けの化学品が業績をけん引。欧州などで建築用ガラスの販売も伸びました。